振り返り

KTM 990 ADV-S&セロー225W

一段落着いて10日間の教習所ライフを振り返ってみると、俗に言う“免許を買う”という表現は正しいんだなァと思いました。
右も左もわからない普通自動二輪のときは、「教わってる」という実感があったのですけれど、(決して運転がうまいわけでもなんでもないですけど)大型に関しては「今日の講習終了」程度の気持ちでありました。なんていうか、知恵がつきすぎてしまったというか、やりながらも「絶対一般道で一本橋は渡らない。つか、渡るとしても足着くし」とか、「クランクも降りて押すし」とか、「このタイミングだったら右折しちゃうよね」とか、そんな気持ちが胸を過ぎりつつ…。事実、卒検後のセロー乗車解禁時には、教習所走りはどこへやら、レバーには人差し指と中指をかけていたわけですよ。
とはいえ、試験所での試験で受かるのか?と言われたら、胸を張って「ない」と答えられるし、平日にそうそう休みも取れないので、教習所はなくてはならないものですけれど。あ、あ、でも、教官とのスラロームタンデムや8の字タンデムは経験すべきであります。あんな怖い乗り物には乗ったことがありません。
まだ免許書換には行っていないけれど、これからのワタクシは、左側の柿色様ことKTM 990 ADV-Sにだって乗れちゃう有資格者になったのであります。資格だけであって、足の着かないバイクなど、到底乗れませんです。はい。