文庫本だって、洗ってほしい
おしりだって、洗ってほしい。と仰ったのは戸川純様ですけれど、マイ★文庫本だって洗って…欲しくはないです。はい。
さて、何故にこのような悲劇が起こったかと言いますと、というか、理解できない人には理解できない事情から説明しなければなりますまい。
小生、実家暮らしの頃からお風呂を第二の自室と勘ち★GUYしていた節がありまして、今はなきCDラジカセを持ち込み、冷たいお茶をお風呂の蓋において、読書は言うまでもなく、受験勉強をしたりしておりました。
そこから幾星霜、さすがに音楽を持ち込むということはやめました。
いや、浴室の外でたまに、ごくごくたまーにかけて小とんがりとうたっちゃう迷惑プレイはしていたんですけど、自重しております。
が、しかし、本を持ち込むことはやめられないんですよぅ。
小とんがりが自分で自分を洗ったりできるようになったら、以前ほど手がかからないんですよ。ねぇ。
昨晩は、星新一の「きまぐれロボット」を久々に読んでおりました。
これは以前古本で購入したもので、昭和60年のもの。
帯もついていて、若かりし野村宏伸がポーズ取ってたりしてですね、「ボビーに首ったけ」公開で「今いちばんナウい映画」とかなんとか本気で書かれてるんですよ。
裏には、「Newtype発刊」ですよ?
「さよなら旧人類(ホモサピエンス)、僕らは新人類(ニュータイプ)」っすよ?
まあ、読み終えたそれを洗濯機の上の本棚スペースに戻すつもりが、つい忘れて洗濯機の端っこに置いてしまい、なにかの拍子で槽内に落ちてのこの有様なわけなんですけれども、これはやっぱり、あれでせうか。ドラム式じゃない洗濯機が悪いんでせうか?
それとも、本を置くスペースのなさでせうか?
まさか、お風呂で本を読むのが悪いわけじゃあないですよに?
人生の半分以上こうやって来ているので、もう引き返せないっすよ?
それにしても、本に申し訳ないことをしてしまったです。
ごめんなさい、星新一先生。
骨折生活29日目(ほぼ完全体)
1/24の診察で、待望のギプス外しの儀が厳かに執り行われました。
噂に聞きしあのギプスカッター、柔らかいものは切れないと言われても、にわかには信じられない。どういう原理か詳しく説明してほしいですよ?
おまけに医師は切れないと言いつつも「切れちゃったって話は1回だけ聞いたことありますよ。僕じゃあないけど」と、軽くメディカルジョークを…ジョークっすよに?
さてはともあれ、無事足かせが外れるとですね、ほんと身軽っす。
夕方になって脚がむくんでも痛くない。お風呂にどっぷり浸かれる。
サイコーっす。
嬉しさのあまり、診察後にはそのまま京都の山奥へ出向いちゃうくらいっす。
嬉しさのあまり、雪も溶けてあまり雪遊びできないくらいっす。
ひと朝ごとに快方に向かってるのを実感する今日この頃ですけれど、そうなると、ああ、もう少しサボりたいなァという気持ちがなきにしもあらずだったりして。
ないものねだりのアイウォンチューですね、ひとって。
骨折生活16日目
憂鬱ワールドからなんとなく脱出しました。
公園に出向いて、知らないおっちゃんから下血トークを延々聞かされたおかげではないことは断言できます。
人は誰かと話したい生き物なんだなァと思いましたが、わたしも喋りたい方なので、人の話なんて聞いてられませんよ?
生活は相変わらずのんべんだらりと過ぎていきます。
起きる、食べる、送る、干す、寝る、食べる、なんかするか寝る、迎える、食べる、入る、迎える、寝る。
動詞のみで説明すると、こんな感じですかね。
かっこよくカスタマイズされる筈のギプスでしたが、非常にかっこわるいものができあがりました。
診察で医師になにか言われるかにゃーと思いましたが、彼は無表情だったので、慣れっこなのか、気にも留めてないかのどっちかなんですね。
そんなギプスも来週の診察で1度取り外しですよ。
ギプスなしのレントゲンの結果如何で、もしかすると身軽になれるかもですよ。
ううう、嬉しい。
それから温熱療法とやらをしたりするそうなので、先んじてこたつにて温熱療法を始めております。
温めりゃあいいんでそ?
やりますとも。
早く大地を踏みしめ、巨木の如くそびえたちたいもんですにゃー。
骨折生活12日目(病は気から)
朝バスに乗せるとき以外は玄関から出ない生活が続くと、気が鬱々と滅入ってきました。
喋りたい…動きたい…相手がいないし、話題もないし、体が(患部以外)痛いし。
たかだか腓骨の先っぽをちょっとぽきっといっただけなのに、8時半から18時まで茶の間に軟禁生活。
ギプスの下以外は元気なのに、晩ごはんすら作りませんからね。あ、これは甘えですか。
初診のときに「入院」の2文字が出たときは、いやいや、わたしがいないと世界が回らないので…という勢いでお断りしましたが、それから1週間足らず、世界はぐるんぐるん回っております。
そらもう、順調に。
いっそ入院した方が気楽。
昨日の診察でなにか言われるかにゃーと薄く期待しておりましたが、「入院」の「に」の字も聞けず、「ずれてないね」とカツラを気にする紳士が一番気にするような言葉を聞けただけでした。
ああ、病床ですら、わたしを必要としていないのね。
わたしなんか、この世に必要ないんだわ。
と、世界で一番面倒くさい女ランキングにノミネートされるような思考に支配されています。
なるべく安静にとは言われてるものの、別に外出を禁じられているわけではないので、わたしの外出欲を阻む憎いコイツをカスタマイズすることにしました。
新型が出払っているために貸し出されたこのクラシカルな松葉杖、これが痛いのですよ。
500mで手にマメできるくらい。
慣れる頃には治っているとの医師の言葉でしたが、とりあえず、持ち手に包帯を巻いてみました。
治る前に慣れてやりますとも。
俺は松葉杖マスターになる!
いや、ならなくていいか。
求コミュニケーション。
骨折生活5日目(健康はお金だ)
骨折 期間 だとか、骨折 費用 だとか、骨折 足首 だとかを検索しまくる今日この頃です。
今日から幼稚園も新学期。
大とんがり殿が送ったら会社に遅刻確実だし、わたしは到底無理ってことで、園バスに乗ってもらう手配をしました。
すげいですね、モータリゼーション。
園選びって、この辺も考慮しておくべきポイントだったのかもしれません。全然考えてなかったけど。
冬場で足先が冷たいけど、靴下が履けない。これで外出たら、死ぬ。
ということで、一昨日は仕事帰りの大とんがり殿にもこもこソックスを買ってきていただきました。
おう、もこもこ。
画像のサンダルは、先ほどAmazon様から届いたギプスシューズ1560円。
これで外出も汚れずバッチリ★と言いたいところですけど、松葉杖は体が痛いので、極力出たくないでございます。
ちなみにいつも身につけてるギプスは、拷問器具と化している松葉杖預かり金5000円と合わせて14500円くらい。
お金払って体が痛いなんて、アタシってばMい。
凸がデコるケーキ
世間様は三連休…といつものように年を取るとひがみっぽくてねぇという気持ちになろうと思いましたが、うちげも二連休でございます。
たかが二日の休みを連休と呼ぶなかれと有職時代は思っていましたが、いや、連休っすね。
連休中に遊ぼうと持ちかけると、大概断られるわけですけれども、たまには一緒に過ごしてくださる方もいるわけで、そんな連休関係ない組でケーキ作り教室に入ってまいりました。
メンバーはうちげの凸男こと小とんがりと、大好きTくん兄弟であります。
ケーキ作りとはいっても、出来合いの台に生クリームを立てて飾り付けるというもの。それでも園児たちは大満足の様子。
勿論、泡立て後の器具をねぶることだって忘れません。
それにしてもあれですね、男児ってバカですよね。
同じ年でも女児はしっかりしているのに、男児たちときたら、とにかくニヤニヤしているんですから。
ニヤニヤしていなかったら、いらないことをしているかのどっちかです。
それはそれでシアワセそうだなァと思うであります。
君らのシアワセが続くよう、大怪我しない程度に見守っていきたい所存。