第1段階4・5時間目

今日の敵:ビッグスクーター

前に普通自動二輪を取りに通っていたときにはなかった項目、それはAT教習。実を言うと、わたくし、スクーターなるものには一度しか乗ったことがありません。それも人の家の近所をさくっとくらい。
4時間目の前半を苦手科目、スラローム・クランク・一本橋に費やし、いざ、skywave650のセンタースタンドを外して乗車…外して…外れねえ!この重たさときたら、一体どうしたことかって感じの重たさであります。装甲車さながらボディでゆっくりと外周を回り始めたはいいけれど、カーブでふらついて足を着いてしまう始末。おまけにスラロームなんて、ほぼ直進状態、パイロンを全てなぎ倒すかの勢いであります。逆に一本橋は下が見えない分、やりやすかったけど…。
ここにわたしは断言できます。一生、ビッグスクーターに乗ることはあるまい。ちとでかすぎました。
次なる見極めは、教官の手がいっぱいだったのか、ほぼ放ったらかし状態。見られていないときの方が緊張せずにできるのでいい感じですよにゃー。

追記:ところで、バイク=悪い子の乗り物というイメージがどうしても拭い去ることができなかったりするのも事実なんでありますが、待合室にて見極めコースを覚えていたときのこと、同じ室内にいる二人の男子の会話が聞こえてきました。avantiの教授並に盗み聞きの好きなわたしとして、これは聞き逃せませんよの気分であります。
どうやらより悪くない方の子は○○という悪い子の集まる学校に通っているらしく、もう一人のより悪い子の方の子がスクール・ライフについて質問中。「女の子おるん?」『1クラスくらいやな』だとか「俺が行ってしめたろかな」だとか「学校ちゃんと行ってるん?」『まあ、たまに』…ってたまにかよ?学校は(大学は別として)毎日通うもんだと思ってましたよ!
若者から遠く離れてしまったおっちゃんには、初対面(と思しき二人)がより自分をワルがままに、つまりBAD AS I WANNA BEって感じに見せようとしている様が聞き取れて非常に面白く、コースなんていいからもっと会話を!という気分になり、にやにや笑みがこぼれそうでしたよ。でも、直截的な行動を取ると、最近のキレる若者に殺(ヤ)られちゃうのでぐっと堪えましたけど。いやー、それにしても青春ですね。

楽しさ度合:若者の会話に癒される。クランクではなにかが見えたので、再びやれる気になる。いけるよ、自分。