水に流せ

屋上に防水工事を施してみたものの、以前雨漏りしているアマモライズされた我が家。ひどさは増す一方で、大雨でなく、普通に雨が降っただけでも水がじわじわと染み出す有り様です。

原因は、ずばり雨樋。
あれが詰まっているので、行き場のない水が防水の甘いところから染みているというところまで原因を突き止めました。
しかし、雨樋。
問題部分は屋上からすぐの斜めクランク部分(予想)で、ここをさくっと取り換えてもらおうと思ったら、うえからは微妙に作業しづらい感じ。となると、足場を組んでの大掛かりになりそうな予感。

うだうだとしている内に台風接近の日がやってきました。
大雨予想される台風の前哨戦たる昨日の時点で…だだ漏れです。
クラシックに部屋に置かれた洗面器に水がたまります。

昼間、柵から腕を伸ばしてマジックハンド的なもので詰まりの解消を試みるも、ちょっとごみは取れるものの本丸は落ちません。
長さが…いろんなものの長さが足りねえ。

暴風をものともせずに柵外に出て、狭い縁に乗って作業をしてもいいんですけど、転落しちゃうと確実に打ち所悪そうです。
しかも、安全圏内の階段部分で見学している小とんがりは、わたしが落ちたら飛び出てくるはず。でも、救急車は呼べないから夜までこのままですよに?
大とんがり殿は、今夜は遅いんです。

そして、夜。
帰宅した大とんがり殿は、かっこよくドリルとともに登場しました。
すちゃっと裸足になり、柵の外に出る大とんがり殿。
ドリルで雨樋に穴を開け、手を突っ込む大とんがり殿。
し…しびれるゥ。

結果、雨樋からはこんなものが取り出されました。
昆布やワカメじゃあありません。
前回、あるいはそれ以前に防水工事を施した際に剥がした古い塗装のカス。それらが詰まっていたというわけです。
こら、棒でつついたところでびくともしません。

明日からはちょっとの雨にびくびくする、テント生活のような暮らしとはさようならができそうです。
こんにちは、ステキな普通の暮らし。