誰もいない海

二人の愛を確かめたくて、軽ーくティーパフェ食べた後に波打ち際を走りました。
あはは…うふふ…まてまてぇ…。

そこまではよかったのですけれど、調子に乗って海に叫んだところ、海の怒りが波となって押し寄せてきました。
すわ!一大事。
わが身可愛さに逃げ出す途中、子を巻き添えにして押し倒し、全身ずぶ濡れの子、下半身ずぶ濡れの自分で悲しく家路に着いたのでした。

ほんの少し前までは幸せの絶頂だったのに、シャワー浴びながら子は恨み節です。
いや、悪かった。

@太平洋