そこに木の実がある限り

拾いますよに?ふつう。

今日も今日とていつもの公園の例の場所に向かったわけですが、昨日よりも多くばらばらと散らばった銀杏の実を見ても拾うことはしませんでした。

そら、心は動きました。非常に動きました。
しかし、荒れた手指がやめろと申しておりましたもので。

いやー、ほんとうに銀杏の実って、手が荒れるんですねぃ。
近所のおばさまも通りすがりのおばさまも、皆一様に「銀杏はかぶれるで」とご忠告くださいました。

そのかぶれるという言葉から、触っている内に赤くなったりぴりぴりとするというイメージを抱いていました。別に種を取り出そうが、ちょっと触ろうがなんともなかったので、わたしはいける!銀杏のかぶれを超越した選ばれし拾い人!と、いささか天狗になっておりました。

ああ、しかし、3日目の晩、手指の皮が脱皮しているようにかさかさと剥けているのに気づいてしまいました。
これか。これなノカー。

なので、今日は無害などんぐりを拾うにとどめておきます。
珍しく栗を買ったアネは「そんなに木の実の興味ないんだよねー」なんてことをぬかしておりましたが、その発言にはさっぱり共感できないことを宣言しておきます。
リスとかがあんなに巣穴にため込んでるんです。いいもんに決まってるじゃないですか。

@公園