歯痛殿下が来たりて…

一昨日から歯が痛い。昨日の午後からは痛み止めを飲む程、夜には氷を当てて寝るくらいの痛みになりました。
こんなに痛いのって、子供のとき以来よにゃー、と明け方に痛む頬を氷で冷やしながら思いました。振り返ってみれば、有職時代は会社の近くに歯科があったことがあり、ちょっと痛むとあらばすぐさま電話予約、そして昼休みに通ってさくっと治療していたので、こんなことになることはなかったのです。この歯だって、しばらく前からなんとなく痛かったりしたのですけれど、時間が経てば痛みが消えたので放置してしまっていたのです。
こうなると面倒くさい。なにが面倒くさいって、まず歯科を探さなければならないのが面倒くさい。次に子連れで行けるか確認しなければならないのが面倒くさい。自由に診察もしてもらえないこんなポイズンな世の中になるたァ思いませんでしたよ?
とにもかくにも第一回目の治療を済ませ、「痛くなったら飲んでください」と言われた痛み止めを早速飲むことにしました。もうね、かぶせた銀歯を取っている時点で痛い。取られいているときに「うぅっ!」と声が出るくらい痛い。
小さい袋に入っている痛み止めは、さぞかし効く魔法の薬に違いない。そう期待して手に取ると、それはピンクの小粒、ロキソニンでした。ロキソニン…家でも飲んでいたよ、ロキソニン。なんだか、同じものだと軽く失望しちゃうですよに?
ぐったりと横たわる姿は死人の如し、と自分では思っているのですが、時折、というか頻繁に11kgの荷重が容赦なくみぞおちや脇腹に入るので、その度に声があがり、生きていることを実感させられています。後生だから、そっとしておいて…。
@生ける屍の部屋