うどんを巡る旅

初めて四国に行ったとき、チェックしていたさぬきうどんのお店をいくつかの内、竹清というところに行きたいなァと思っていました。半熟卵の天ぷらなる今までに出会ったことのない食べ物が、わたしの心をそらもう激しくゆっさゆっさと揺さぶったものでした。
しかしながら、そのときは定休日との兼ね合いで行けず終い。それから何度か四国でうどんを食べているのですけれど、高松市街はどうしても通り過ぎてしまうことが多く、未だ行けていません。ああ、憧れの半熟卵天ぷら。
いや、半熟卵天ぷらには既に出会っているのです。あまりにも強く思いを馳せていたせいか、うどん屋さんで卵の天ぷらがあると、ついついオーダーしてしまうであります。
せっかく大阪まで来ているのだから、と、Pさんと4人で以前行ったことのあるおいしいうどん屋さんにやってきました。大阪なら大阪っぽい食べ物屋さんに行きゃあいいんでしょうけれど、彼は明日は奈良でうどんを食べるのです。文句はあるまい。
が、運悪く今日はお休み。そりゃ、うどん屋さんも休みたかろう。口がすっかりうどんなので、その近くのうどん屋さんに入りましたらば、これがまた…おいしゅうございました。卵天ぷらも半熟でね…いや、おいしかったっす。
こうなってくると、憧れとして君臨しているからには、竹清にはスペシャルなくらいおいしくあって欲しいと思う次第であります。案外、行かずに憧れは憧れのまま思い続けていた方がいいのかもしれません。
@半熟卵天醤油うどん前