屋上生活

一人暮らし時代、部屋探しの条件として挙げていたのが、“2階以上、風呂トイレ別、ガスコンロ、ふとんが干せるベランダ”でした。2階以上というのは、防犯上の理由。1度3000円ほど安いからと1階の部屋にしようとしたところ、アネに「1階にするなら引っ越しは許さない」と言われ、その命令に背くことなくやってきました。風呂トイレ別は入浴1時間は当たり前、2時間上等な生活故。ガスコンロは、今はIHなんてステキ仕様ですけれど、昔ってなんかこうちゃちくなかったですか?水のついた鍋置いたら、ばちばちっていうような。ふとんが干せるベランダは、そら晴れた日にゃあふとんを干したいからですよ?ふかふか。
前回の部屋探しでは、最優先事項は“ガレージ”でした。人って変わるもんです。不動産屋で「バイク2台あるんで」と軽く嘘をついたのも、「あー、250ccくらい?」とまたまた嘘をついたのもいい思い出です。2台なんて過少申告したのに、たったそれだけで部屋探しのハードルがぐんと上がったのもいい思い出…なのかしら?
ベランダを優先事項に入れなかったため、前家はベランダのある茶の間は北向き、おまけに狭いので洗濯物を干すのもくるくる回りながら、どう配置しようかと頭を悩ませる有様でした。
今回はどこでもふとん干し放題。雨が降ったらちと困る。といった具合。ふとんはいいけれど、一つ難点がありまして、小とんがりを1人別室に放っておけないこと。目が届かないどころか、声が聞こえませんからねぃ。オールドスタイルな子守りよろしく背中におんぶか、銀マットの上に放置しております。すぐ這いだされちゃうんですけど。
銀マット、テントの中だけだと思っていたら、ここ数年は玄関先で寝転ぶマット代わりに使われたり、子守りマットに使われたりと散々ですなァ。