袋入り息子・その2

大事なものはカバー、カバー。リモコンにラップをすると、田舎のおばあちゃんちのような、そんなほっこりとしたがっかり感に包まれるのは何故でせう?
なんでもがじがじ噛んで噛んで噛みまくり、口でそれが何であるか判定する噛みごたえ判定士がうちにはおります。そらもう仕事熱心で何でもがじがじ、何でもおよだれまみれ。ちゃんと除菌ウェットティッシュで拭いてるから問題ないわ、なんてできる女ぶっていたのですけれど、問題なかったのは判定士さんの方だけでリモコン側は問題大ありな模様。およだれが中に染み込み、中の回路をおかしな具合に接続させているのか、タイマーというボタンを押すと電源が切れる、来週予約ボタンを押すと電源が切れる、3のボタンを押すとCATV機能が機動する…。
一晩置いて中が乾くのを待ち、判定士に今朝の判定をされる前にさっさとラップで包んでやりました。これなら浸水は免れる筈。
と、自分の完璧さにほくそ笑みましたが、そういやあ、判定士さんは上4本、下2本乳歯が生えていらっしゃいます。時折、こりこりこりっと歯ぎしりもされていらっしゃいます。ラップなんて薄カバー1枚易々と突破されてしまうに違いありません。