小学校卒業検定

自慢できることじゃあないですけれど、というか恥ずかしいことなのですけれど、小生、逆上がりができません。いや、正確に言うと、できた例がありません。
昔、そのことをなんとはなしに友達に話したところ、どうやって小学校を卒業したのかと小学校卒業の事実に大いなる疑惑の目を向けられてしまいました。そんなに大事な関門の一つだったんでせうか?心の思い出のアルバムをめくってみても、ノー逆上がりで小学校をフィニッシュしていることに間違いはありません。
一方、大とんがり氏はその身のこなしからもわかるように、鉄棒大好きッ子であります。どのくらい好きかというと、鉄棒を見たらぶら下がらずにはいられないし、ため息混じりに「ぶら下がりたい」とつぶやく程。
道すがら見つけた公園では、小とんがりをお腹に入れたままぐるりと逆上がりを…したら、今頃大変なことになっていますよ?ええ、そこまではやっておりません。
ちなみにわたしの途中まで逆上がりは、「できない人の典型」なんだそうで。何がいけないのか、さっぱりわかりません。
今、姪ッ子様もこの試練に立ち向かっているそうです。叔母は教えてあげることはできないけれど、駄目だったときには「それでも学校は卒業できるから大丈夫だ」と慰めてあげることはできます。まあ、叔母に慰めてもらう以前に叔父にコツを伝授してもらうのが先でしょうけれど。