謎まみれの毎日

今は輝く無職なわたくしめでありますが、在職時、同僚さんが不思議そうな顔をしながら、1枚の紙片を差し出したことがありました。ちぎったメモといった風情のその紙片には、何桁かの数字(10桁はいかないくらい)がプリントされていました。彼女曰く、「時々家のドアの隙間に挟んである」そうで、数字はまちまち、全くもって意味がわからず気味が悪いものでした。
結局、彼女はそのアパートから引っ越してしまったので、その紙片の謎は謎のまま。特段なにかが起こったわけでもなく。
今日、育児関係の集まりから帰ってくると、小とんがりマットの上に数字とアルファベットの書かれた紙片が落ちていました。察するに、クリップとかのケースの中に入っているその商品の製造番号を示すような紙片でありますが、彼女と入れ替わるように彼女の住んでいたエリアに引っ越してきたため、ふと、前述の話を思い出してしまったわけであります。そんな話を思い出して謎をひねりださなきゃならないくらい、わたしの毎日は小とんがりだってことの表れなんですけれど。
更に言うと、こんな紙が落ちているってことは、わたしのだらしなさの表れなんですけれど。そこには目をつぶるんですよ?