チョウザメ気分

昔、ヨーグルトを作っていたことがあります。とは言っても、気合ばっちり酪農を営んでいたわけじゃなく、お手軽に温めた牛乳を煮沸消毒した容器に入れ、そこに市販のヨーグルトを一匙入れるというもの。そんな簡単さの中の容器を煮沸したりする手間に負け、いつの間にかやらなくなっちゃったんですけど…。
先日アネ宅に行った際、職場の人にもらったカスピ海ヨーグルトを牛乳パックで増やしているものをいただきました。カスピ海ヨーグルトとかケフィアとか紅茶キノコとか、健康っぽい流行ものって胡散臭えと思っていた小生ですが、なかなかどうして、ヨーグルトなのにねばりがあるあの独特ののど越しにがっつりハートをわし掴まれしてしまったのです。ねばねばに心がときめいてしまうのは、血のせいですかね?しかも、牛乳パックに直で入れてしまう簡単を通り越した適当さ。
アネは種をくれると言いましたが、移動時間の長さ・暑さ、荷物の多さにより断ってしまいました。が、あのねばりが忘れられないの…。でも、孤独な専業主婦には種をくれる主婦友達、というか友達がいないのです。たかがヨーグルトで孤独問題にまで発展ですよ?
しかしながら、元同僚の彼氏(現夫)曰く「コンビニで嫁いらず」な世の中はうまくできているもので、スーパーが安くカスピ海ヨーグルトを分け与えてくれたのでした。ありがとう、フジッコさん。
かくして、小生のヨーグルライフが華々しくスタートしたのでした。牛乳買ってくれば、スーパーマリオの無限増殖のようにピロリロリと増えていきますからね!スーパーで友人いらずですよ?…あ、いや、友達絶賛募集中です。ただし、自分でお尻が拭ける人限定で。