羊をめぐる冒険

なにも北海道の山奥の別荘で待たなくても、羊男さんはきちんと表札を掲げ、立派に生活を営んでいるようですよ?村上さん。
しかし、なんとお読みするんでしょうかね?皆目見当もつきません。予想され得ることは、羊年生まれなんじゃないかなァということくらい。結構、苦労してきたんじゃないでしょうか、名前方面においては。
小説は文字だけしかない分、想像だけでいろんなもののイメージを頭の中に作り上げますよに?星の模様の入った羊の写真や、寂れた北海道の町のイメージもしっかりと頭に思い描かれているけれど、きっと他の人のイメージとは異なっている筈。
具体的に商品名が出ていても、見たことや聞いたことのないものも同様に自分なりのイメージがついちゃうことってありますよに?羊〜の続編のダンス・ダンス・ダンスだったと思うんですが、それにマセラッティという車の名前が出てきて、それ以来、マセラッティは悪意のない育ちのいいお坊ちゃんの乗る車というイメージがつきました。未だ見たことないけど。
たんぽぽのお酒とかぐりとぐらのホットケーキとかイメージ通りのものが目の前に出てきたら、そりゃもう狂喜乱舞せんばかりに喜べそうです。
@大阪