危険な職業

命を懸けてまで営業しなきゃならないなんて、一体、あの暖簾の奥では何が行われているのでしょうか?まさに職場は漢の戦場。どこから弾が飛んでくるかわかったもんじゃありません。
しかしながら、日常というものはふと見方を変えると、こんな危険をはらんでいるものなのかもしれません。今は昔、普通自動二輪の卒検を受けるために何人かの女子班で話しながら待っていたときのこと、一人の女子がこう言いました。
「わたし、あそこから落ちたら死ぬって思って受けるねん」
指差した先は、一本橋。つまり、わたしが一度死んでいる場所です。へえーと緊張で固まっていた女子たちは感心していたかのようですが、ちょっと待ってくださいよ?試験前の心構えとしては、そのプレッシャーのかけ方、間違ってね?
そして、その日彼女は帰らぬ人となったのでした。ナムー。
とにもかくにも、あの店の店員さんが無事帰路につけますように。退屈しのぎに祈っておくです。
@大阪市