子供向けでない絵本

以前から読んでみたいにゃーと思っていた本の内の1冊が、このエドワード・ゴーリーの“おぞましい二人”。
先日、ヴィレッジヴァンガードに行ったら、これ見よがしに並べてあって、まんまと買ってしまいました。

なんていうんですか、ヴィレッジヴァンガードで売っているものが欲しいものだったりすると、あまりの自分の嗜好のわかりやすさに自分を罵りたくなります。
このエセサブカル崩れめが!
なんかこうね、恥ずかしい気持ち。

さて、この“おぞましい二人”、大きさは子供向けの絵本ですし、体裁も絵本ですけれど、内容は子供向けじゃあありません。
子供は出てきますけど、さらわれて殺される役まわり。

小とんがりが言います。
「おとぞとまとしといは読めたけど、その後ろの時はなあに?」
普通におぞましいって言った方が早くね?
「どんな話?」
怖い話ですよ。読まない方がいいですよ。

読後感は胸になにかが沈んだような感じです。
トラウマを与えないよう、きちんとしまっておきませうかね。