郷愁の納涼盆踊り大会

熱気と潮風にまとわりつかれる盆踊り大会、納涼なのかと問われると…謎です。

大阪でのどんどんぱんぱんよりも、子供の頃からのやっちきどっこいどっこいなの方が、かなり盆踊りらしいよにゃーと思ってしまいます。
身に染みついたものは強力漂白剤をもってしても落とせないんですねぃ。

家の近所の盆踊り大会では、揃いの浴衣を着たおばさま方がすちゃっと参上し、そらもうシステマティックに踊ります。
しかし、実家の盆踊り大会では、みながぐだぐだと好きなように踊ります。
基本のステップはあるのですが、それも2パターンくらいある感じで、それぞれが好きなペースで踊るため、団子になったり、間が離れたり。

さらに懸賞つきなので、そのときだけはみな張り切ります。
仮装もありですが、結局は審査が町内関係の人なので、顔の広さが得点の高さにつながり、上位入賞者は同じ名字がずらりと並ぶ、ザ★縁故の世界です。

うちげの姪ッ子さま&小とんがりペアはといえば、父が審査員であったにもかかわらず、入賞ならずでした。
パパン、パパンの政治力はそんなものなの!?

でも、わたしは知っています。
こっそり覗いた父の審査表、二人の番号が入っていませんでした。
いわゆる、忘れちゃったってやつ?

しかしながら、別の縁故ルートにより、人が得た上位の賞品を横流しでいただきました。
いわば、ヒトミ特別賞。幼馴染みのヒトミは強いコネクションをお持ちでした。

さんきゅう、ヒトミ。
大とんがり殿、帰りはうちげのジムニーティファールのポットが積み込まれるですよ?

@盆踊り会場