接待拾い

どうしても欲しいどんぐりがあり、いても立ってもいられなくなったので、小とんがりを連れて雨の止み間に遠征しました。

と、書き出して思ったのですけれど、“どうしても欲しいどんぐり”というのは世間一般に納得してもらえる理由になり得るのでせうか?
どうしても欲しいどんぐりがあると言われたら、わたしは、そら仕方ないわなァと思えるんですけれど…。

とにもかくにも欲しいものは欲しいんです。
実の時期から1月も遅れていますけど、レッツ★乱獲。ない筈がない。

勇んで出てみたはいいけれど、収穫は5,6個でした。
やはり、普段見ないものはライバルに奪われているものなんですねぃ。

ちなみにどんぐりを拾っていた場所は、おばさまやおじさま方の絶好のお散歩コースのようで、どんぐりを探す子に声をかけてくださるおばさま方もちらほら。

「おかあさん、天気悪いのに散歩なんて偉いわねぇ」
と声をかけていただき、曖昧にうふふと微笑んで返しましたけど、実は散歩につきあって偉いのは、この水色のトーマスリュック男です。
皆様の姿が見えなくなった後にゃあ、ずざざざざっと草の間に分け入り、どんぐり探しをしている人間が約1名おるわけですよ?