雨が止んだら

カブをガレージから出して、舐めるように眺める夕方です。
なんにも言われていませんが、きっとご近所さんからは、あそこんちはいっつもカブを見たりいじったりしてああだこうだと言っているとか、あそこの2歳児は二輪車を見れば「あ!カブ!」と言っているとか、言われているに違いありません。
まあ、その辺は自意識過剰なだけで、全然興味持たれていないかもしれませんけれど。

今回のねぶカブは、先日ナンバーを取得したC65。
通称・小とんがりカブ。
親の自己満足のため、16歳になったらヴィンテージもいいところのカブを与えられる運命にあるのです。

乗るなら流行のナウいバイクに乗りたいだろうに、お気の毒です。
ナウいのは、自力で、かつ正当な手段でなんとかしてください。

この65、カブ夫より小さなボディに、カブ夫の次にやる気まんまんな魂を秘めています。
なんしか、停止している状態でも、メーター読み100km仏恥義理。
これを超えられる乗り物は、そうはあるまい。