早春賦

春と聞かねば知らでありしですが、聞けばこの胸が乱獲に向けて急いちゃう今日この頃です。
寒さが戻ってきちゃっていますけれども、小とんがりの遊ぶ公園にはよもぎもちらほら。
というか、伸び放題になっているものまであります。

そういや、去年でしたっけか、アネが学校からの要請でよもぎ集めに奔走したのは。
あんなよもぎがいっぱい生えていそうな地域に住んでいて、どうしてあんなに苦労していたのか理解に苦しみます。
クリスマスリース作りの素材に、姪ッ子さまにヘクソカズラを持たせた衝撃は、未来永劫わたしの中で語り継がれるでせう。

それにしても、同じ親元で育ち、一緒に写っている写真を見た大とんがり殿がしみじみと「ほんま、おねえちゃんと似てるよなぁ」とつぶやくくらい似ているわたしたちですけれど、嗜好が全然違うんですよねぃ。
わたしのおさがり本を読んでいる姪ッ子さまが、結構、嗜好が似ていたりするのにはっとしたりすることもあったりして。
逆に姪ッ子さまのおさがり本を読んでいる小とんがりが、結構、アネに似ていたりするのにびびらされることもあったりして。
ジャイアンは身近に一人でいいですよ?

さて、今日の公園では、小とんがりを片目で追いつつ、もう片目はしっかりとよもぎの若芽をチェック。
途中、ママ友と偶然に会いましたが、まさか彼女はわたしがポケットフルよもぎ上着に隠しているとは夢にも思うまい。