初心者の意気込み

いちばん最初に教習所に通ったのは、21歳のとき。
大阪の教習所で、AT限定ではなくマニュアルをチョイスして泣きました。
しかも、途中で入院を挟んだりしたもので、期限ぎりぎりの6ヶ月かけて免許を取得したのでした。
なんだか、駄目な感じがします。

そんな感じで修了したときには、特段何をもらうでもなかったのですけれど、以前、地元で免許を取った従妹と話で、彼女が卒業の際に初心者マークをもらったということを聞いて、「大阪はけちなんだわ」と思わされました。
初心者マークくらい、くれたらいいじゃあないですか。

かなり前のことだからもらったことを忘れているんじゃないかと疑われそうですけれど、そんな物珍しいものをもらっていたら、当時のわたしは部屋のどこかに置いたりして充分に楽しんだと思うのです。
それに人の車を運転させてもらうとき、嬉々としてつけたと思うのです。
その記憶がないんですから、もらっていない筈。

しかし、先日、大阪はけちだから初心者マークをくれない説を大とんがり殿が覆してくれました。
「俺は付けへんかったけどな」
そらァ、中学生の頃から、湾岸ミッドナイトを頭文字ドリフトされていた方は違いますなァ。脚色ありですけど。

いろいろと調べてみると、免許取得から1年以上経っている人が初心者マークをつけていても、とりあえずは法律違反にはならないそうです。
それなら、欲しいですよに?

というわけで、おねだりして買ってもらいました。
きらっと光る若葉のマーク。

信号待ちの後、やたらぶうんと吹かす初心者マーク付の軽バンを見かけましたら、できるだけ車間距離を開けるようにお願いいたします。
走る…いや、エンストする凶器ですから。