娘婿の願い

カブといえば田舎、田舎といえばカブときたもんで、大とんがり殿はうちの実家に来る度に「(この市内のどこかには)古いカブが転がっていそうや」と夢見る眼つきになっていらっしゃいます。わたしもそう思いますけれど、ここに住んでいた頃は、そんな古いカブを転がしている人と同じようにそんなものに興味はありませんでしたからね。
親戚やら近所の人やらに会ったとき、隙あらば「古いカブ持ってる人知らない?古ければ古いほどいいの。動かなくてもOK」と言って回っているのですが、皆一様にそんな動かないバイク=屑鉄をどうするのか?という点にひっかかってしまい、そこから先に考えが進まない模様。
今日も近所の人に言った後、母に機会があれば何度でも言っておいて、とお願いしました。そこで、はた、と気づきました。彼女らに“カブ”と言っても、メイトもバーディのいわゆるカブタイプのビジネスバイク全般をカブと言っている可能性があるわけで、大とんがりの人的にはカブ以外を持ってこられても全く意味がないわけで。
なので、母にきちんとメモしておいてもらうことに決めました。これなら間違えることはないでせう。