ギブミー忘年会

振り返ってみると、親元を離れて大人になった頃から毎年欠かさず忘年会が執り行われてきました。
アルコールに関しては泡が出ていればなんでもいいというこだわりなしなのですが、父から受け継いだ体質故、量はどんとこいでありまして、そらもう忘年会は満喫させていただいてきておりました。会社の忘年会なんて、もうサイコーでしたよ?上司に酌させウハウハです。
しかし、無職は忘年会までもわたしから奪うのであります。意外な盲点でした。
落ち込むわたしに大小とんがりが焼肉会を催してくれました。いわゆるお誕生会です。小さい人さえ許してくだされば、焼肉につきものの泡の出るやつをね、1杯だけ…ええ、当然許してもらえませんでした。魔法の注ぎ口はすぐそこなのに。
「これは○○家の忘年会やな」
と、大きい人が言いましたけれど、誰も酒を飲まない忘年会なんて忘年会とは認めませんよ?アルコールの力借りずしてどうやって忘れられましょうか。
いや、それにしても焼肉はうまいですよにゃー。