あどけない話

東京には空がないと智恵子さんは仰っしゃっていましたが、なかなかどうして、大阪もそれに匹敵してんじゃないかと負けず嫌いを発揮しておきます。彼女のように故郷の空が本物の空だとは言いませんけれど。あ、でも、大阪の海は海じゃないです。地元の海が本当の海なのです。
今日の月はなかなかの丸具合で、ぼんやりと眺めながらぐったりと帰宅しておりますと、なにやら月の近くにきらきらと光る点のようなものを発見しました。何?目おかしくなった?もしや、月のかけら?
腐っても乙女妖精さんビリーバーのわたくし、すぐさまメルヘンな方向に推測の翼をばっさばっさと広げましたが、冷静に考えれば飛行機の明かりだってわかるですよに?
いやいや、いつかは虹のふもとにたどり着いたり、シリウスのかけらを拾ったり、妖精さんの国に迷いこんだりするんですよ!自分で言ってて虚しくなんかなりませんとも!
@大阪