甘いか酸っぱいか

航路に憧れる古い歌謡曲もありますけれど、今日の日本において、ハワイに行くための手段としては空路と陸路、この2つが一般的であります。かく言うわたくしも、空路で2回、陸路では数え切れないくらい彼の地に行ったことがあります。ええ、陸路なんて、子供の頃にそりゃもう何度も何度も。
先入観だけで語りますと、熱い国って果物がうまそうじゃないですか?それか、なんかこう大味そうな。粒も大きけりゃ、味も大きいというような。おつかいで郵便局に出向いたときにこのふるさと小包のチラシが目に入ったとき、想像したのはまさにそんな果物。適当にパックに詰められてスーパーで売っている、リトルありがたみの薄れたいちごを。だって、ハワイいちごですよ?ハワイ産のいちごを"ふるさと"のカテゴリーに入れてしまう郵政公社の大胆さにやられて、おつかいの用事すら忘れる勢いでした。
が、チラシを手にとって見ると、そこには"鳥取県湯梨浜町 羽合地区"の文字が小さく印字されていました。もしかして、わたし、初歩的なミスをおかしてね?つか、騙された?
わかりやすいひっかけ問題にひっかかり、失点してしまったような悔しさが胸にこみ上げてまいりました。なんていうか、自分の名前の漢字を書き間違えて不合格レベルの悔しさであります。鳥取…この恨み晴らさでおくべきか。
@郵便局